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bitFlyer(ビットフライヤー)の「SFD制度」とは?

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SFD制度 とは、「Lightning FX」と「現物取引」のビットコイン価格が大きく異なってしまう問題を解決するために、bitFlyer のツール「bitFlyer Lightning(ビットフライヤー ライトニング)」内で2018年2月に導入された制度です。

bitFlyer とは?」と併せて解説して行きたいと思います。

bitFlyerとは?

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bitFlyerビットフライヤー)とは、2014年1月設立の株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨の取引所/販売所です。取り扱っている仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、リスク(LSK)です。

「取引所」と「販売所」の違い
  • 販売所:「運営会社と個人」の取引。販売元から直接買う。
  • 取引所:「個人と個人」の取引。『買い板・売り板』を利用して他のユーザーから買う。運営元はユーザー間の取引を仲介する。

bitFlyer Lightningとは?

bitFlyer Lightning(ビットフライヤー ライトニング)は、「取引所」としての機能を持った bitFlyer が提供する仮想通貨取引所のプラットフォームです。現物取引や、lightning FX(FX取引)、lightning Futures(先物取引)の3つの取引形態があります。

  • 現物取引現物取引(BTC/JPY)とは、ビットコイン保有するための取引です。仮想通貨を実際に購入・販売します。
  • FX取引:FX取引(BTC-FX/JPY)とは、仮想通貨の証拠金取引です。証拠金は、取引所に預け入れるお金のことです。 FXはレバレッジをかけることにより、少ない資本金で大きな取引ができます。また、現物取引と大きく異なる点として、売りから入ることができます。
  • 先物取引:「限月」の概念があり、未来の売買価格をあらかじめ定めておく商取引です。

SFD制度とは?

SFD制度の導入を検討するという発表から約1ヶ月が経過した2018年1月16日、bitFlyer は SFD を導入すると発表しました。

SFD とは「Swap For Difference」の略で、ビットコイン現物とFXの価格乖離を抑制するための制度です。bitFlyer のツール「bitFlyer Lightning(ビットフライヤー ライトニング)」内の「Lightning FX」で2018年2月8日に導入されました。

価格乖離が拡大する方向の約定をした投資家から約定金額に応じた SFD を徴収し、縮小する方向の約定をした投資家には SFD を付与するという制度です。

しかし、この制度は不評で相場は大荒れし、3月には一部が改定されました。

SFD制度が導入された経緯

bitFlyer Lightningの「現物取引」と「Lightning FX」では取引価格が連動しない為、価格が異なることになります。価格が大きく異なることで、ビットコインの価格を正確に表示できなくなりトレードを行う上で問題が生じてしまうので、対策としてSFD制度が導入されることになりました。

SFD比率は、価格乖離により次のように決定されます。

価格乖離SFD比率
10%以上15%未満0.5%
15%以上20%未満1.0%
20%以上3.0%
SFDの計算方式

SFD(日本円) = 取引数量 × Lightning FX 取引価格 × SFD比率

例えば、現物取引「1BTC=100万円」、FX取引「1BTC=110万円」という時、「110万円÷100万円=110%(乖離10%)」なので、乖離率は10%です。

乖離率10%以上になるとSFD比率は0.5%となり、これを先程の計算式に当てはめるとSFDは、「1BTC × 110万円 × 0.5% = 5,500円」となります。

乖離率10%以上になった場合、「買う=価格乖離を拡大させる取引」なのでペナルティとして5,500円が徴収されます。「売る=価格乖離を縮小させる取引」なのでボーナスとして5,500円が付与されます。

この仕組みにより、Lightning FXにおける現物とFXの価格乖離は10%以内に収まり、導入から1ヶ月間は安定してSFDシステムは機能していたようです。

しかし、2018年2月18日の朝7時ごろ、SFDのシステムの「隙」を付いた大きな問題が発生しました。

改定前:境界値の前後で売買をするとSFDで儲かる

「改定前」とは、SFDが導入された2018年2月8日から一部変更された2018年3月17日午前4時までの期間のことです。

例えば、乖離率9%のときに価格拡大の新規注文を入れても SFD は徴収されませんが、乖離率10%になったタイミングで価格縮小の決済注文を入れることで、SFD が付与されることになります。

そのため、乖離率9%、14%、19%など、あと少しでSFD比率が高くなるタイミングでは、かえって価格乖離を拡大する注文をした方が得になるという問題点が指摘されました。

本来であれば、純粋に価格の上下で取引を行っていくはずが、SFD制度のために乖離率を意識した相場の流れとなってしまったのです。

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相場が大荒れ

2018年2月18日の朝7時ごろ、深夜から早朝にかけて9.5%だった乖離率が突然の価格急上昇により10%を突破しました。

SFDが徴収されるにも関わらず大口による買いが継続し、価格の上昇は止まりませんでした。

なぜかと言うと、乖離率10%以上で買うとSFDが0.5%徴収されますが、その後価格が上昇しかつ乖離率10%以上を維持した状態で売ればSFDが0.5%付与されるのでプラスマイナスゼロとなり相殺されます。しかし、取引利益があるためトータルではプラスになります。

また、乖離率15%以上になった時に売ればSFD比率は1.0%に跳ね上がるため、それまで買うときに0.5%徴収されていたSFDを上回る付与が受けられるので利益はプラスになります。

これは、資金を持っている大口の投資家が非常に有利であり、今まで以上にボラティリティ(価格の変動)が大きくなるようになってしまいました。SFD を発動させるために、大口が価格操作をするようになったのです。

このような仕組みの “大穴” により、乖離率10%未満でも10%以上でもとりあえず買い、価格が上昇すれば売るということを繰り返せば利益が出ることが判明してしまい、ビットコインのFX価格は1時間で約10万円も上昇し、現物価格との乖離率は一時15%以上を記録するという異常事態に陥ってしまいました。

美味しい思いをした人がいた一方で、その流れに便乗しようとしても実際はなかなかうまくはいかないようでした。また、逆にショートポジションの場合は、価格上昇とSFDで二重のマイナスを受け、ロスカットが続出するという大荒れの相場となりました。

ロスカットとは、損失が大きくなった時に、それ以上損失が拡大しないように保有しているポジション(買いポジション又は売りポジション)が強制的に決済されること。

大荒れの相場や不評の声を受け、bitFlyer は2018年2月27日にSFD制度を一部変更することを発表しました。

改定後:新SFD

2018年2月27日にSFD制度を一部変更することを発表し、3月17日午前4時にSFD制度が一部改定されました。

SFD価格乖離SFD比率(変更前)SFD比率(変更後)
5%以上10%未満なし0.25%
10%以上15%未満0.5%0.5%
15%以上20%未満1.0%1.0%
20%以上3.0%2.0%
約定の種類新規注文決済注文
価格乖離を拡大する方向SFD 徴収SFD 徴収
価格乖離を縮小する方向SFD 付与SFD なし

赤いマーカーで示した所が変更点となります。

従来のルールでは、乖離率0~10%ではSFDは適用されませんでしたが、変更後は5%以上~10%未満でもSFDが適用されます。

また、価格乖離を縮小する決済注文を行った際に付与されていたSFDがなくなりました。

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まとめ

これにより、改定前のルールの「隙」をついて儲ける方法は行えなくなりましたが、乖離率5%、10%の攻防戦は続く可能性が高いのではないかと考えられます。

また、かなり前からBitFlyerが抱えている問題として、『遅延』があります。取引を完了するのに毎回数秒止まったり、ひどい時は数十秒止まったり、SFDの表記価格もずれ込みます。乖離率5.1%だと思って売ったら実際は4.9%だったということも普通にあります。

追記bitFlyer 新規口座登録受付停止

2018年9月1日現在、bitFlyerは新規口座登録受付を停止しています。