カナダのバイオロジックフード「アカナ」について詳しく解説します。犬用全17種、猫用全4種。
アカナのドッグフード
製造・販売元はカナダのチャンピオンペットフーズ社。日本総輸入元・販売元はアカナファミリージャパン社が行っています。
「アカナ」のドッグフードは全部で17種類あります。種類は原材料に合わせて、大きく3つのシリーズに別れています。
- ACANAシングル:犬用4種類
- ACANAレジオナル:犬用4種類、猫用3種類
- アカナドッグ(旧・ACANAヘリテージ):9種類
ACANAシングル
名称の『シングル』とは、タンパク質源が1つしかないということを表しています。タンパク質が摂取できる原材料が1つしか含まれていないので、食物アレルギーを持っている犬におすすめです。『シングル』シリーズは4種類あり、それぞれ「ラム」「ダック」「豚」「魚(イワシ)」とアレルギーが出にくいタンパク質源を使用しています。
-
アカナ グラスフェッドラム
草を与えられて育った生ラム肉& オカナガン・バレー産リンゴ
-
アカナ フリーランダック
新鮮オンタリオ鴨肉&オカナガン・バレー産梨
-
アカナ ヨークシャーポーク
新鮮ヨークシャー種豚肉&バターナッツスクワッシュ
-
アカナ パシフィックピルチャード
タンパク質源を1つしか使用していないので、お肉の含有量が50%と『レジオナル』『ヘリテージ』シリーズドッグフードに比べて少ないです。そのため、アレルギー持ちではない場合には、『レジオナル』か『ヘリテージ』シリーズをおすすめします。
ACANAレジオナル
『レジオナル』シリーズは、お肉の含有量が70%とかなり多めです。これだけの含有量だと、他のドッグフードに比べると食いつきの良さが際立ちます。また、お肉の含有量が高いということは、高タンパクで低カロリーなので肥満気味の犬のダイエットにも最適です。
『レジオナル』シリーズには犬用4種類、猫用3種類があります。
レジオナル:犬用
-
アカナ ワイルドプレイリードッグ
放し飼いの鶏肉、淡水魚、巣に産み落とされた卵
-
アカナ パシフィカドッグ
-
アカナ グラスランドドッグ
草を与えられて育ったラム肉、放し飼いの鴨肉&淡水魚
-
アカナ ランチランドドッグ
アンガスビーフ、草を与えられて育ったラム肉、ヨークシャー種豚肉&平原バイソン肉
レジオナル:猫用
-
アカナ ワイルドプレイリーキャット
放し飼い鶏肉、淡水魚、巣に産み落とされた卵
-
アカナ パシフィカキャット
-
アカナ グラスランドキャット
天草を与えられて育ったラム肉、放し飼いの鴨肉&淡水魚
アカナドッグ(旧・ACANAヘリテージ)
以前は、ヘリテージ(heritage)と呼ばれていたシリーズです。アカナドッグは、年齢や犬種別に選ぶタイプのドッグフード。子犬期と成犬期が小・中・大型犬用で3種類ずつ、老犬期が1種類と計7種類のラインナップ。加えて、運動量がかなり多めの犬用のものと肥満気味の犬のダイエット用のものもあり、合計9種類あります。
-
アカナ パピースモールブリード
成犬時に最大9kgになる子犬用
-
アカナ パピー&ジュニア
成犬時に9kg~25kgになる子犬用
-
アカナ パピーラージブリード
成犬時に25kg以上になる子犬用
-
アカナ アダルトスモールブリード
1歳以上のあらゆる小型犬用
-
アカナ アダルトドッグ
全年齢のあらゆる犬用
-
アカナ アダルトラージブリード
25kg以上の大型犬用
-
アカナ スポーツ&アジリティ
全犬種活動犬用
-
アカナ ライト&フィット
1歳以上のあらゆる犬用
-
アカナ シニアドッグ
7歳以上のあらゆる犬用
チャンピオンペットフーズ社は、「アカナ」の他にも「オリジン」というペットフードを製造・販売しています。