地震・洪水・津波・火災といった災害が起こった時、前もって何を準備しておいたらいいのか。また、どのような行動をしたらいいのか、注意点をまとめておきたいと思います。
犬や猫を飼っている方のための防災グッズ
ペットフードと水
人間と同じく、まず必要不可欠なのは食料です。何も準備せずに避難所でしばらく過ごすことになった時には、人間が食べるものでさえ不足します。
救援物資がすぐに届くとは限りません。入手できたとしても、食べ慣れていないペットフードを受け付けない場合も考えられます。また、水は人間と共用できますが、水道の水が止まっていて給水車を頼りにしている避難所では、「人間が使う水でさえ足りないっていうのに...」といった声も実際にあったそうです。
リード・ハーネス
犬を飼っている方は、散歩をする時にリードやハーネスを使うので持っていると思いますが、普段猫を室内で飼っている方はどうでしょうか。キャリーに入れて避難所へ行ったとして、ずっとキャリーに入れたままではストレスが溜まってしまいます。
もし避難所で余震があった時に、キャリーの外に出していて繋がれていないと、揺れにビックリした猫はどこかへ駆け出して行ってしまうかもしれません。また、そのまま迷子になってしまった時に必要になるのが「写真」です。スマートフォンの中に、データとして撮った画像を保存している方は多いと思いますが、電気が止まっていたらスマートフォンのバッテリー残量は貴重になります。現像した写真を数枚持っていると、迷い猫を掲示板に貼ったりできるので安心できます。
トイレ
他人と集団生活を伴う避難所では、ペットの排泄物にも気を配りたいものです。公民館や学校の体育館など広い空間では、ニオイの心配もあります。街には災害ゴミが溢れ、避難所で出たゴミも回収処理されず溜まってしまうことも考えられます。
ペットシーツやフンはビニール袋に入れてキツく結び、マナーポーチに入れるようにしましょう。
まとめ
愛犬や愛猫などのペットを守ってあげられるのは、飼い主だけです。備えあれば憂いなし!
今週のお題「わが家の防災対策」