そして、伝説へ...
新説ロトゼタシア
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の世界、ロトゼタシア。その由来を考えてみました。まず、ロトゼタシアを英語表記Rotozetasiaに変換して、下記のように分解します。
「Roto」
ロトはそのままの意味。
「ZETAs」
ゼータ(大文字Ζ/小文字ζ)は、ギリシア語アルファベットの第6字母です。アルファ、ベータ、ガンマ...と数えて6番目であり、天空シリーズのドラクエ6を表す。
また、ロシア語などで使われるキリル文字のЗはこの文字を起源としています。これは数字の3に見えることからドラクエ3の起源を意味する。数学で変数を表す記号としてx, y, zがあります。zは3つ目の未知数や複素数を表すということも興味深いです。
ロトシリーズと天空シリーズということで複数形zetas。Zは数字の2にも見えることから、2つのシリーズという見方もできます。
「ia」
-iaは地名接尾辞。末尾に-iaを付けることでアジア(Asia)、ユーラシア(Eurasia)、ロシア(Russia)、イタリア(Italia)などのように地名や大陸の性質を表しています。
地名繋がりでついでにイシ村のことも書いておきます。ドラクエ11の始まりの地「イシ村」ですが、イシを漢字に変換して「石」として、反時計回りに90°回転させ、更にカタカナ読みにするとトロ。これを反対から読むと「ロト」となります。
発売前から囁かれていた説
しかし、多くの攻略サイトやブログでは以下のように解釈されていました。
「z」 → アルファベットの最後
「e」 → ?
「tasi」→ 足し = 足す、プラス(+)
「a」 → アルファベットの最初
分解して組み合わせると「ロト、z+a」となり、ロトの過去から未来への物語。つまり、ロトをたどる過去から未来の物語という意味になる。
いろいろな攻略サイトやブログを見て回りましたが、ロトゼタシアはこのように解釈されていました。むしろ、この解釈以外見つかりませんでした。そこで思ったのは、
eはどこに行った?
という疑問。それでわたしなりに別の解釈をしてみた次第です。
クリア後の過去の変化
クリア後に過去へ時渡りした主人公ですが、様々な変化があります。死んだはずのロミアが生存。笛を吹けなかったベロニカが吹けるようになっているなど。
これは、ドラクエ1とドラクエ11のタイトルロゴが反転していることから、そのままの過去ではなく鏡のように反転した過去の世界なのではないでしょうか?
数学的な観点から捉えると、マイナス×マイナスはプラスになる的な、虚数とか複素平面、あるいは三次元座標などの図で説明するとわかりやすいかも知れません。
まあ、魔法のモシャス(模写する)、トラマナ(トラップ踏まない)然り、人魚ロミア、漁師キナイ(ロミオとジュリエット由来で、“ロミオ来ない”)然り、ダジャレのオンパレードなので難しく考えずに案外「ロト、z+a」が真実なのかも知れません。
まとめ
ちなみにドラクエ11はやってません。今やってるアプリゲーム「ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト」のことをいろいろググっている中で、ドラクエ11がロトのルーツとなる作品だということを知り、ストーリーがとても気になりました。ドラクエシリーズでは3が一番好きです。まさに「そして伝説へ...」というフレーズがピッタリでした!