- 投資信託に楽天スーパーポイントが使える
- 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が0.10%になる
楽天証券
HP https://www.rakuten-sec.co.jp/
楽天証券は、楽天市場でおなじみの楽天グループのネット証券です。楽天証券株式会社(Rakuten Securities, Inc.)が運営しています。
1999年3月24日、前身となる「ディーエルジェイディレクト・エスエフジー証券株式会社」(DLJディレクトSFG証券)が設立。2003年に楽天が株式を取得し、楽天の連結子会社となりました。翌2004年に現在の「楽天証券株式会社」に商号変更。その後、合併・経営統合を経て成長していき、2019年4月1日には楽天グループの再編により楽天証券株式会社の株式が楽天株式会社から楽天カード株式会社に継承され、現在に至ります。
株主優待検索では、「注目銘柄」、「優待内容」、「権利確定月」などから絞り込んで検索することができます。検索画面を表示するには、楽天証券の上部メニューにある「マーケット情報 » 株主優待」と進むと出てきます。お気に入り銘柄の登録もできるので、気になった銘柄はどんどんコレクションにしていきましょう!
オンラインでの口座開設方法
ログインする
楽天証券のページにアクセスして「口座開設」のボタンを押します。すでに楽天会員の方は「楽天会員の方」を、楽天のアカウントを持っていない方は「楽天会員ではない方」を選択してください。
楽天証券で口座開設する際に必要な基本情報
- 名前
- 性別
- 生年月日
- 郵便番号・住所
- 電話番号
- メールアドレス
楽天会員の人は「ユーザID」と「パスワード」を入力してログインします。
申込をする
楽天証券で口座開設する際、様々なサービスに同時申し込みできます。必要なものを選択して申込みましょう。
「特定口座開設 (源泉徴収あり)」をおすすめしめす。特定口座を開設すると、楽天証券が源泉徴収して税務署に納付してくれます。つまり、確定申告を楽天証券が代わって行ってくれるということです。
楽天銀行の口座を持っていない場合は、口座開設しましょう。楽天証券と楽天銀行を連携すると「マネーブリッジ」というサービスを受けられます。
ここまで入力が終わると、基本情報や申込んだサービスの内容が正しいかどうかの確認画面が表示されます。内容に間違いがなければ「内容を確定する」ボタンを押してください。
次に「重要書類への同意」画面で、楽天証券の約款・規定等に目を通してください。
「規定等PDFを確認する」にて内容を確認すると、「未閲覧」から「閲覧済」に表示が変わります。
「上記の規定等に同意のうえ、口座開設申し込みます。」にチェックを入れて「同意して次へ」へ進んでください。
本人確認書類をアップロードする
本人確認書類を提出する方法は、「スマートフォンでアップロード」と「郵送」の2種類が選択可能。特別な理由がなければ「スマートフォンから提出する」の方が簡単なのでおすすめです。
口座開設の手続きは以上で終了です。この後、楽天証券で審査が行なわれ、問題なければ登録した住所宛に「ログイン情報のお知らせ」が届きます。IDとパスワードが記載された書類が同封されているので、楽天証券にログインできるようになります。
郵便での口座開設
- 口座開設の申込み
楽天証券のホームページ内の「口座開設」より申込みます。
- 本人確認書類の提出
画面の案内に従って入力し、本人確認書類は「郵送にて提出」を選択してください。
- 口座開設資料の受け取り & 返送
資料が届いたら同封されている「総合取引口座申込書」「マイナンバー通知届出書」「本人確認書類」に必要事項を記入し、返送します。
- 口座開設完了
本人確認書類受付後、登録した住所宛に「ログイン情報のお知らせ (ID/パスワード)」が書留郵便(転送不要)にて送付されてきます。
- 取引を開始する
郵送されてきたIDとパスワードをもとにログインします。証券口座に入金すると取引ができるようになります。
入金方法
口座開設が完了して、手元に「ログイン情報」が届いたら、証券口座に入金をしましょう。
ログイン後、「入金・出金」をタップします。入金方法は3種類あります。
- リアルタイム入金
銀行口座からインターネットを通じて即時に入金する方法です。『振込入金額』欄に、入金したい金額を入力して入金します。
「リアルタイム入金」対応銀行ゆうちょ銀行 - らくらく入出金
楽天銀行口座を持っている人限定の入出金方法です。
- 通常振込(ATMや窓口から)
ATMや窓口にいって手続きをする方法です。反映までに少し時間がかかる上に、金融機関によっては手数料がかかります。
商品ラインアップ
楽天証券ならではの豊富な商品ラインアップ。
国内株式
現物取引
現物取引は、取引所を通じて株の売買を行う株取引の基本となる取引です。パソコンやスマホからリアルタイムに変化する株価を見て、自分のペースで自由に取引が行えます。配当金や優待などを享受することができます。
信用取引
信用取引は、現金や株券を担保(委託保証金)にして、手元資金以上(約3.3倍のレバレッジ効果)に売買することができる取引です。言い換えると「借りて取引を行う」ことです。なお、信用取引をはじめるには、信用取引口座の開設が必要となります。
REIT(リート)
REITとは、「Real Estate Investment Trust (不動産投資信託)」の略です。多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。好配当利回りに期待が持てます。また、国内株式と同じように、立会時間中であればいつでも売買することが可能で、手数料、税制も同じです。
一般的に不動産へ投資するには、多額の資金が必要になります。しかし、REITであれば、少額からでも間接的に不動産へ投資することが可能です。
REITは、複数の不動産に分散投資し運用しているので、1件の不動産価格や賃料の下落があっても、他の不動産でその下落分をカバーすることが可能です。
国内ETF/ETN
ETF(上場投資信託)とETN(指標連動証券)は、ともに指標に連動するパフォーマンスを目指す商品です。大きな違いは、ETFでは投資委託会社が裏づけとなる資産(Fund)を保有しているのに対し、ETNでは金融機関(発行体)がその信用力をもとに、価格が特定の指標に連動することを保証する債券であるため、金融機関は裏付け資産を保有しないという特徴があります。
ETF/ETNは、国内株式と同じように信用取引の対象となっています。売りからの取引も可能なため、市場全体の下落時にリスクをヘッジ(回避)することもできます。また、立会時間中であればいつでも売買することが可能で、手数料、税制も同じです。
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特定の指標に連動することを目指し、実際に株や商品を組み入れたFund(投資信託)
- ETN Note(債券)とは
特定の指標に連動することを保証したNote(債券)
新規公開株式(IPO)/公募・売出株式(PO)
日本国内で非上場だった企業が新規に公開した株式の取引です。
立会外分売
企業等が保有する株式が、証券取引所の取引時間外(=立会外)で売り出される取引です。新規株主を増やすことを目的として、上場会社が大株主である銀行やオーナー経営者などの保有株を小口に分けて証券取引所の立会外で不特定多数に売り出すことをいいます。
取引時間中にまとまった株数の株式を一度に売り出すと、株価は大きく値下がりする可能性があります。しかし、取引開始前にあらかじめ決まった価格で売買を終えてしまう立会外売買なら、そのリスクを低減しながら株主を増やし、さらに流動性を高めることができます。
貸株サービス
保有している株式を楽天証券に貸し出すことで、相応分の金利収入を得ることができます。簡単に言うと、株を貸すことでレンタル料がもらえると言うことです。
海外株式/ETF
米国株式
ニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上場している株式のほか、米国ETF、ADR(米国預託証書)を取引できます。
中国株式
香港証券取引所に上場している株式やETFおよび上海取引所に上場しているA株の主力銘柄の株式を取引できます。中国本土の株価指数やアジア諸国のETFが充実しています。
海外ETF
海外ETFとは、海外の取引所に上場しているETFで、主に海外の代表的な指数との連動を目指した上場型の投資信託です。米国や中国(香港)、シンガポールの取引所に上場しているETFを取引できます。
五万円~十数万円程度の比較的小額な資金で、対象指数に採用されている全銘柄に投資するのと類似の投資効果が得られ、国内のETFと同様、一般的な投資信託と比較して、保有にかかるコストが割安であるなどのメリットがあります。
アセアン株式
アセアン主要国のシンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアの主力銘柄および、シンガポール上場のETFをお取引いただけます。
投資信託
投資信託
投資信託(ファンド)とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用しその運用の成果として生まれた利益を還元するという金融商品です。
外貨建MMF
米ドルやユーロなど、外貨建ての格付の高い国債などの短期債券を中心に運用されます。毎日、運用実績に応じた分配が行われ、その月の分配金を月末にまとめて元本に再投資する1ヵ月複利の商品です。少額からの申込・換金が可能です。
米ドル、豪ドル、NZドル、カナダドル、南アランド、トルコリラの6通貨を取扱いしています。
楽ラップ
楽ラップ
楽天証券ラップサービス(愛称:楽ラップ)は、インターネット完結型の投資一任型運用サービスで、無料診断の質問に答えると、ロボ・アドバイザーがあなたにあった運用コースを提案します。運用コースが気に入れば、10万円から自動運用が始められます。
債券
国内債券
債券とは、国や政府・地方公共団体、企業などが、資金を投資家などから借り入れるために発行する有価証券の一種です。債券の発行ごとに利率や利払日、償還日などの条件が決められており、購入した投資家はその利子を受け取ったり、元本を返済されたりします。
国内債券の中で国債や高格付けの事業債は利率(利回り)は低いものの、元本や利払いの安全度は高く、ローリスクの投資商品と言え、株式先物取引、外国為替証拠金取引のようなハイリスク商品とは正反対の性質を持ちます。また、国内債券は原則、円で購入し、円で利金・償還金を支払うため為替相場の影響は受けません。あらかじめ決まった日に利払いや償還があるので、入学資金、結婚資金、老後の資金など将来、必ず必要になる資金の運用には、国内債券投資は最適です。
楽天証券の国内債券は、買付けから売却(換金)まで完全システム対応です。売却時(換金時)にコールセンターまで連絡する煩わしさはありません。(※ 特例による中途換金は除く)
外国債券
外国債券とは、一般に発行者、発行市場、通貨のいずれかが海外である債券をいいます。米ドルや豪ドル・NZドル、新興国通貨等、世界各国の外貨建て債券を取扱いしています。
他の国の金利を日本と比べてみると、海外は、日本より高い金利の国がたくさんあります。外国債券を購入することで、こうした国の好金利を享受することができます。
先物/オプション
日経225先物/日経225ミニ
日経平均株価をベースにした株価指数先物取引です。指数の1,000倍(日経225先物)または100倍(日経225ミニ)の値段の取引を、少額の証拠金をもとにおこなうことができます。
日経225オプション
将来において、日経平均株価指数をあらかじめ定められた価格で「買うことができる権利」または「売ることができる権利」のことを「日経225オプション」といいます。日経225オプションの価値(価格)は、日経平均株価指数の価格の変化にともなって変動します。
日経225オプションには、期日があります。この「将来」の有効期限のことを「満期日」といいます。日経225オプションは権利なので、その権利を行使して日経平均株価指数を買ったり、売ったりすることができるわけです。また、満期日の前日までであれば、いつでもその権利を反対売買することが可能です。
海外先物取引
海外先物取引
海外先物取引とは、海外(米国、シンガポール等)にある取引所に上場している株価指数(Equity Index)や工業品(Energy、Metals)、農産物(Agriculture)などの先物取引です。
楽天証券では、CMEが運営するGLOBEX(電子取引)に接続し、「S&P500」や「ダウ30種平均」、世界で最大の流動性を誇る「E- mini S&P500」などの世界を代表する株価指数の先物取引が、24時間リアルタイムで取引できる環境を提供しています。
楽天FX
楽天FX
楽天証券のFXは、取引手数料が無料(0円)でローコストで始められるのが魅力。
外国為替
外国為替
楽天証券では、外貨のお取引も可能です。外貨建て商品の取引の決済に使ったり、外貨のままお引き出ししたりすることが可能です。
金・プラチナ
楽天証券では、金やプラチナ、銀を毎月1,000円から積立てたり、株式のように変化する価格をみながらトレードすることもできます。貴金属への投資の魅力として、5年以上長期保有することで、課税が軽減されます。
商品先物
東京商品取引所(TOCOM)の金や原油の取引ができます。商品先物口座での取引には、楽天証券総合取引口座を開設なさっている方も、新たに国内商品先物取引口座の開設が必要です。
NISA(ニーサ): 少額投資非課税制度
NISA(ニーサ)とは、毎年決まった非課税投資枠が設定され、上場株式や投資信託の配当金(分配金)や値上がり益が非課税になる制度のことです。日本に住む20歳以上の方が対象です。投資目的などに合わせて、「一般NISA」か「つみたてNISA」を選べます。
「一般NISA」と「つみたてNISA」の違い
一般NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|
対象者 | 20歳以上 | |
運用方法 | 通常買付・積立方式 | 積立方式 |
年間投資上限額 | 120万円 | 40万円 |
非課税となる期間 | 5年 | 20年 |
対象商品 | 国内株式・海外株式・投資信託 | 国が定めた基準を満たした投資信託 |
非課税対象 | 対象商品にかかる配当金・売却益等 | |
口座開設期間 | 2023年開始分まで | 2037年開始分まで |
金融機関変更 | 各年ごとに変更可能 |
※「一般NISA」と「つみたてNISA」の併用はできません。年ごとにいずれかを選択することができます。
※ つみたてNISAで取引をされている方は、株式投資することができません。株式への投資を検討している方は「一般NISA」を選択ください。
確定拠出年金:iDeCo(イデコ)
個人型確定拠出年金(iDeCo)は、掛金を自分自身で運用しながら積み立てて原則60歳以降に受け取るしくみです。将来に備えつつ、税金を節約できることで、積立時、運用時、受取時の3つの税制優遇がうけられます。
掛金は毎月5,000円から1,000円単位で選ぶことができ、国民年金の被保険者種別、及び他の企業年金の加入状況により、掛金額の上限が異なります。運用できる商品は、「投資信託」や「定期預金」などです。2018年1月より、年単位等まとまった金額の拠出ができるようになりました。
サービス
楽天スーパーポイントで投資する
投資信託の買付代金の一部または全てに楽天スーパーポイントが利用できます。さらに、500円以上の投資信託の購入に対し、1ポイント以上のポイントを利用した「ポイント投資」を行うと、楽天市場での買い物で受け取れるポイントがアップする「SPU」の対象になります。
マネーブリッジ
- 自動入出金
入出金時の手数料が無料になってらくらく取引
- 優遇金利
マネーブリッジ(無料)に申込むだけで、楽天銀行の普通預金に優遇金利が適用されます。普通預金金利が年0.10%(税引後 年0.079%)になります。
- ハッピープログラム
楽天銀行のハッピープログラムを通じて楽天証券の取引でも、ポイント及びハッピープログラム会員ステージを上げるための「取引件数」を獲得することができます。受け取った楽天スーパーポイントは、楽天市場やトラベルでのお買い物に使え、たまったレベルと銀行の残高により楽天銀行のATM手数料無料回数アップなどの特典も得られます。
なお、あらかじめ「マネーブリッジ」への申込と、「ハッピープログラム」へのエントリーが必要です。
まとめ
楽天銀行の口座を連携すれば「マネーブリッジ」という優遇金利サービスを受けられます。楽天証券だけでなく、楽天銀行の口座も開設しておくと便利です。