犬用バリカン
小回りが効くので、目やにができやすい目頭や足裏の毛も刈ることができます。最初は不慣れなこともあり、皮膚を傷つけて赤くなってしまうかもしれないので、念のため動物病院が空いてる日を選んで刈ったほうがいいと思います。
刃の買い替え
長く使い続けていると切れ味は悪くなります。切れ味が悪いからといってバリカンを叩くのはやめましょう。電化製品にありがちな叩く行為は、故障の原因になるだけです。刃だけ買い替えが出来るので、いつでも切れ味が良い状態を保つことができます。
Amazon、楽天、ヤフーのリンクへ進むと一覧に替刃が出てくるので、詳しくはそちらをご覧ください。
普段はペット美容室だけど、部分的に犬用バリカンを使う
トリミングが必要な犬種や猫だった場合、毎月もしくは2ヶ月に一度など定期的にペット美容室でシャンプー・カットをしてもらうというのが一般的です。
当然のことながら、次のトリミングまでの間に毛はどんどん伸びていきますが、足裏の毛や肛門周りの毛は常に短く保っておきたい部分です。
肉球に足裏の毛が覆い被さってしまうと、フローリング上でツルツル滑りやすくなってしまい、関節に悪影響を及ぼします。これは、犬だけでなく長毛種の猫でも同様です。
トリミングはペット美容室がいいという人も、足裏の毛や肛門周りの毛など一部分だけでも自分で刈れるように犬用バリカンを持っていると、もしものときに何かと便利です。
犬用バリカンと人間用バリカンの違い
犬用バリカンは、人間用のバリカンよりも細密な刃になっているので、細くて柔らかい犬の毛を逃さずに刈ることができます。また、静音設計になっているので、犬もあまり怖がらないと思います。
人間用バリカンで犬のトリミングをしようとすると、毛が逃げてうまく刈ることはできません。機種にもよりますが音も気になるので、お勧めはできません。
グルーミングとトリミングの違い
グルーミングは、毛のお手入れ全部のことです。 ブラッシング、ベイジング(シャンプー、リンス)、トリミングなどがあります。 トリミングは、カットのことです。 プラッキング(テリアの毛を抜く技法)、スイニング(コッカーのスキ鋏での技法)、クリッピング(バリカン)なども含まれます。
まとめ
自分で毛を刈れるようになれば経済的にも優しいですが、年に1・2回はやはりプロに任せたほうがいいと思います。