FX会社のサービスがどんなに素晴らしくても、生活スタイルやトレードスタイルによって、合う合わないがあります。あなたのライフスタイルに合ったFX会社、トレードスタイルを徹底比較して見つけましょう!
おすすめFX会社15選
DMM FX(DMM証券)
「DMM FX」は、ローラさんのCMでお馴染みの会社。1万通貨単位。
単体のFX会社としては国内No1のFX口座数を保有するFX会社なので、どこでFXを始めようか悩んでいる方にオススメです。
全20通貨ペアのスプレッドが業界最狭水準で差益が狙いやすい。FXでは売値と買値の差であるスプレッドが存在しますが、この価格差がトレードする際の実質的な手数料となります。要はこの差が少なければ少ないほどトレードコストが安くいため、為替差益を狙いやすくなります。
GMOクリック証券
2005年に創業。2006年からオンライン証券取引サービスを開始したGMOインターネット株式会社のグループ企業。新垣結衣さんのCMでもお馴染みのFX会社です。FXをはじめ、株式、投資信託、CFD、先物取引など様々な金融商品を取り扱っています。
GMOクリック証券のFX預かり資産は国内NO.1を誇り、FX取引高は7年連続で世界No.1
GMOクリック証券では、「三井住友銀行」「みずほ信託銀行」「三井住友信託銀行」「日証金信託銀行」の4行と顧客区分管理信託契約を締結することにより、預けた証拠金を信託口座にて分けて管理しています。 これにより万一GMOクリック証券が破綻しても利用者の資産は守られます。
【GMOあおぞらネット銀行】
2018年8月からGMOあおぞらネット銀行との口座連携サービスがスタートして、利便性がさらに向上しました。
証券コネクト口座(開設無料)にある資金は、優遇金利が適用されるので、GMOあおぞらネット銀行の普通預金口座よりさらにお得な金利がつきます。
GMOクリック証券には『FXネオ』と『くりっく365』の2つがあり、それぞれに特徴があります。
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【FXネオ】
スプレッドが狭いので、FX初心者や取引コストを抑えたい人はFXネオを使ってみましょう。
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【くりっく365】
最大の魅力は、取引できる通貨が30通貨ペアもあるという点。
ヒロセ通商
「ヒロセ通商」は、1,000通貨で少額から始められます。
大手FX会社では「カバー取引に負荷がかかる」として、スキャルピング(超短期売買)を禁止しているところもありますが、ヒロセ通商はスキャルピングOKと公言しているので、堂々とスキャルピングをすることができます。そのため、サーバーやシステムの強固さに強みがあるといえます。
ヒロセ通商のヘルプに以下のように明記されています。
[Q]スキャルピングはできますか?
みんなのFX
「みんなのFX」は、1,000通貨単位で取引が可能です。シンプルにFX取引だけをしたい場合は「LIGHT FX」、バイナリーオプションや自動売買もしたい場合は「みんなのFX」がおすすめ。
LIGHTFX
「LIGHTFX」は、みんなのFXと同じトレイダーズ証券が運営するFX取引サービス。2018年10月末にリリースしました。FX取引のみに特化しており、その名の通りライト(気軽る)にFXが始められます。
SBIFXトレード
「SBIFXトレード」は、1通貨単位から取引可能。これは他に類を見ない特記すべき特長です。1ドル100円だとすると、4円から取引ができることになります。初心者の方でも初期投資は少額から始めることができて安心できます。
自動売買サービスである「積立FX」では、4つの項目「購入通貨/1ヶ月の購入額/購入頻度/レバレッジ」を予め申込んで方針を定めておくと、あとは自動購入してくれます。
スピード・クライミングを題材にしたテレビCMが放映されています。メインキャラクターには同競技の世界チャンピオンで世界記録保持者であるダニエル・ボルディヤフを起用。
外為どっとコム
1,000通貨単位から取引可能なので、最低4,000円からトレードを始めることができます。
外為どっとコム総研という独自のシンクタンクを設立しています。情報力を活かした独自のツールが魅力的。
YJFX!
「YJFX!」は、ヤフーグループのFX会社。1,000通貨取引対応なので少額でFXを始められます。
Tポイントがもらえる「ずーっと貯まるFX」(キャンペーン終了)
Tポイントの付与は2月の付与を持って終了。
- ランク判定:2019年12月中のお取引を持って判定終了
- ポイント付与判定:2020年1月のお取引を持ってポイント付与終了
「YJFX!で取引するたびPayPayか現金あげちゃう!」
「PayPayボーナスライト」か「現金」かは、自身で選択できる。
- ランク判定:2020年1月13日(月)オープンのお取引分からスタート
- 特典付与額判定 :2020年2月 3日(月)オープンのお取引分からスタート
外為ジャパン
「外為ジャパン」は、「DMM FX」と同じ株式会社DMM.com証券が運営しています。1,000通貨単位からの取引が可能。
「DMM FX」は2009年7月にSVC證券からDMM.com証券へ商号変更して開始されたサービスで、「外為ジャパン」は株式会社外為ジャパンおよび株式会社MJとして提供しいたサービスを2012年9月にDMM.com証券に譲渡されたサービスです。
FXプライムbyGMO
「FXプライムbyGMO」は、GMOの子会社「株式会社FXプライムbyGMO」が運営している外国為替証拠金取引サービスです。
最低取引単位が1,000通貨からとなっているので、少額からスタートできます。
インヴァスト証券
インヴァスト証券では4種類の独自性の高いFXサービスを提供しています。
「シストレ24」と「トライオートFX」の2つの自動売買システムサービスと、FX24、くりっく365があります。
- シストレ24 - 選ぶだけの自動売買FX(5,000通貨)
- FX24 - 多彩な取引ツール。魅力の裁量FX(1万通貨)
- くりっく365 - 裁量FXに特化した取引所FX(1万通貨)
くりっく365は、東京金融取引所が市場を開設・運営している外国為替証拠金取引のことです。2005年7月1日にサービスを開始しました。
また、2015年11月にはスプレッドを重視する法人・投資家向け取引所為替証拠金取引「くりっく365ラージ」も登場しています。
日本では1998年に個人投資家向けのFX取引サービスが始まったのですが、当時は法律などもきちんと定められていなかったため、悪質業者によるトラブルも頻発していました。
このような状況の中で個人でも安心して取引ができるようにと生まれたのが、「くりっく365」です。
一般的なFX口座は店頭FXと呼ばれているのに対し、くりっく365は取引所FXと呼ばれています。
『GMOクリック証券』のところでも登場した「くりっく365」ですが、厳格な資格条件を満たしたFX会社だけが参加でき、公正なルールや規制のもとで安心して取引をすることができるのが「くりっく365」です。そのため、利用するには、「くりっく365」に対応しているFX会社で口座開設をする必要があります。
「くりっく365」では、どのFX会社を通じてもスワップ金利は同額です。なぜなら、東京金融取引所が市場を運営しているので、どのFX会社から「くりっく365」を利用しても受け取るスワップ金利は同じになります。
また、くりっく365では「一本値」が採用されています。一本値とは、受け取るスワップ金利と支払うスワップ金利が同額になる仕組みのことです。
店頭FXでは扱っていないペアでも、「くりっく365」口座であれば取引できることがあるので、扱っていないペアがある場合は、一度そのFX会社が「くりっく365」に対応しているかどうか確認してみるのも良いでしょう。
外為オンライン
大島優子さんのCMでお馴染みの株式会社外為オンラインの設立は2003年4月、創業当初は株式会社新日本通商という商号でした。2008年3月に株式会社外為オンラインへ商号変更。
親会社のISホールディングスは、外為オンライン以外にもライブスター証券やひまわり証券なども運営しています。
取引通貨単位は、「1,000通貨」と「10,000通貨」の2つから選択可能。
スプレッドは全体的に広めの設定なので、コスト重視の方には不向き。許容範囲内ではあるのでスイングトレードにはそれほど問題はありませんが、デイトレードやスキャルピング、通貨金利差のスワップポイントでコツコツ稼ぎたい方などには不向きなFX会社といえます。
外為オンラインの自動売買ツール「iサイクル2取引 (旧iサイクル注文)」は、時間のない忙しい方におすすめです。
「iサイクル2取引」とは、設定した範囲内で安く買って高く売るを繰り返す「リピート型自動注文」の一種です。一回の取引の利益は小さくなりますが、何度も売買を繰り返すことで利益を積み上げていく手法です。
外為オンラインでは、口座開設者向けの無料セミナーのコンテンツが非常に豊富で、まだ口座開設をしてない方でも受講できる取引方法などを教える初心者向けのセミナーから、FX上級者を対象にした為替分析セミナーまで頻繁に開催しています。
マネーパートナーズ
マネーパートナーズは、矢野経済研究所が毎年行っている主要FX会社7社への約定力調査「FXサービスパフォーマンステスト」において、10年連続約定力N0.1という非常に信頼性の高い評価を得ています。
※「約定力」とは、投資家が意図する価格やタイミングで取引が成立する確率です。
デメリットとしては、デモ口座が提供されないので、デモトレードで訓練することができないことです。
※「デモトレード」とは、お金を投資することなく、実際のFX取引と同じことをゲーム感覚で体験できるサービスです。
マネーパートナーズでは最低取引単位が1万通貨で20通貨ペアに対応している「パートナーズFX (通称:PFX)」と最低取引単位が100通貨で18通貨ペアに対応している「パートナーズFX nano (通称:nano)」の2種類の口座があります。
マネーパートナーズのパートナーズFXnanoでは100通貨単位でトレードできるので、実質100円程でトレードが可能です。他のFX会社が提供しているようなデモトレードはありませんが、まずはnanoで練習すると良いでしょう。
また、口座開設すると「取引おためしキャンペーン」として、全員にお試し資金1,000円がプレゼントされます。この1,000円を使って実際にトレードできるので、こちらでも1,000円分練習ができます。
保有株式をFXの証拠金として使用できる「代用有価証券サービス」の利用が可能で、投資上級者にもおすすめのサービスです。
現金不要でFX取引が可能で、マネーパートナーズに代用として株を預けると、取引所の前日基準値の70%がパートナーズFX口座の純資産に反映されます。よって、現金の預け入れがなくても、パートナーズFXでの取引が可能になります。株とFXを両方やる人にとっては魅力的なサービスです。nanoにおいては有価証券を代用することはできません。
なお、インターネット取引の株式売却手数料は完全無料。さらに5つの主要手数料が0円。
- 「株式売却手数料」
- 「FXの取引手数料」
- 「口座開設手数料」
- 「口座維持・管理手数料」
- 「クイック入金手数料」
- 「出金手数料(※円貨のみ毎月5回まで無料)」
外貨両替・受取とは、マネーパートナーズのFXレートを利用して格安で日本円を外貨に交換するサービスのことです。
海外旅行等へ行く際に、格安で外貨両替ができ、空港で受け取れるという、とても魅力的かつ便利な「空港外貨受取サービス」も行っています。
「ドル」「ユーロ」「ポンド」「スイスフラン」「韓国ウォン」「中国人民元」の6種類の外貨両替がいつでも可能で、日本国内の主要4空港で受け取りができるようになっています。
他にも外貨両替サービスを行っているFX会社はありますが、マネーパートナーズは「手数料が格安」なことに加え、「空港で受け取れる」という点で圧倒的に魅力的なサービスになっています。
FXブロードネット
1,000通貨単位から取引ができます。低スプレットであり、コスト重視でトレードを行うのであればおすすめ。
スワップポイントの水準が比較的低いので、スワッピングで利益を出したいという方には向いていません。しかし、米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円、NZドル/円あたりは高い水準です。
裁量トレードだけでなく、「トラッキングトレード」と呼ばれる独自の自動売買システムがあるので、忙しい方でも取引できます。注文した際に、指定した範囲内でシステムが自動的にIFDO注文を繰り返します。
楽天証券(楽天FX)
1,000通貨単位からの少額取引が可能。スプレッドは標準レベルで、取引高の多い主要通貨ペアでは狭くなっています。高スワップポイントが魅力的ですが、他のFX会社でも同等のところがあるので、突出したメリットとはいえません。決定的なメリットは、楽天スーパーポイントが貯まること。
既に投資信託などで楽天証券を使っていて「FXも試しに取引してみたい」という方にはオススメです。
楽天証券の楽天FXとは別に、楽天銀行も楽天銀行FXという取引サービスを展開しています。両社はグループ企業であるものの別会社としてサービスを提供しているため、管理システムやキャンペーンに違いがある場合があります。
FX口座を複数持つメリット
始めたばかりの初心者の方は、1つの取引口座しか持っていないと思いますが、トレーダー歴が長くなると複数のFX会社を利用する方が多数みられるようになります。なぜ一つの会社に絞らないのか、その理由を説明したいと思います。
- 各社のアナリストレポートや独自の経済指標などを確認するため
- トレード中にFX会社のサーバーに負荷がかかるなどして接
- 続できなかったり、急なメンテナンスへの対応
- 倒産・破綻のリスクを回避する(信託保全を行っているため倒産リスク等はあまり意識する必要は無いと思いますが、念のため)
- スプレッドやスワップに違いがあるので、通貨ペアによって使い分ける
- 新規に口座を作るとキャンペーンの対象になるのでお得
- スワップ金利のサヤ取り(アービトラージ)には複数業者の運用が必須
サヤ取りとは?
「サヤ取り」とは、同じタイミングで上下することが多い(≒相関性が高い)金融商品を一方で買い、一方で売る投資方法のことです。
例えば、AというFX会社で買いポジションを持ち越した場合にもらえるスワップポイントが1日100円だったとします。BというFX業者では、売りポジションを持ち越した場合、10円の支払いが発生したとします。(1万通貨)
このようにA>Bだった場合、相殺されずに利益が残ります。
Aで買いで1万通貨保有し、Bで売りで1万通貨保有することで、1日でその差分の90円がスワップポイントとしてもらえるということです。
このように「サヤ取り」とは、2つのFX会社を使って両建てし、それぞれのスワップポイントの差分で儲ける投資です。
両建てをせずに買いポジションだけを持っていた場合、変動が少ないといっても為替の動きで損失が出る可能性があります。
その時の保険として、両建てをすることによって変動による損失のリスク(危険)をヘッジ(回避)します。リスクヘッジと似た用語に、リスクオフやリスクマネージメントなどといった言葉もあります。